EXHIBITION GUIDE展示ガイド

巡回できる展示エリア
当ミュージアムの展示エリアは一方通行ではなく、来館者の皆さまが自由に巡回できる設計となっております。
気になる作品の前に何度でも戻ってみたり、最初と異なるルートで巡ったりと、じっくりと鑑賞していただけるよう、開放的で回遊性の高い空間を整えています。
エントランスホール

エントランスホールにお入りいただくと、建築家・内藤廣氏による木造技術を生かした、吹き抜けの開放的な空間が広がります。軽井沢の心地よい陽光がやわらかく差し込み、あたたかな雰囲気に包まれます。
イントロダクション

黒栁の幼少期から現在までの写真を、パネルや映像でご紹介しています。この建物の一年半にわたる建築の様子が、タイムラプスで放映されています。
中央展示エリア

吹き抜けからの自然光に包まれたこの展示エリアの中央には、真上からご覧いただける低いショーケースが設置されています。そこには、ガラスの文鎮が、また、それを取り囲むショーケースの中には、アンティークビーズバッグ、眠り猫、アンティークのマイセン食器など、貴重な作品の数々が展示されています。
展示エリアA

黒栁が実際に着用していた華やかなドレスやカクテルハット、カメオやモザイクブローチといった装飾品などが展示されています。その時代やシーンごとのエピソードとともに衣装の魅力を間近に感じていただけます。素材やデザインの美しさを間近で感じていただくことができ、黒栁の美意識や個性が伝わる特別な空間です。
展示エリアB

着物をはじめとして、江戸裂名古屋帯、櫛(くし)と笄(こうがい)、半衿、浮世絵の団扇など、江戸から昭和にかけての装いや暮らしに彩りを添えた品々から、繊細な手仕事や意匠に込められた美意識をご鑑賞いただけます。
展示エリアC

日本独自の美意識の中で発展してきた漆芸の代表的な技法「蒔絵」や、長年にわたり集められた非常に珍しい「犬筥(いぬばこ)」が展示されています。犬筥は大小さまざまなサイズのものがあり、展示場内に設置されたモニターでは、拡大された写真を通して作品の細部までご覧いただけます。
絵画展示エリア

20代から近年まで、黒栁がモデルを務めた肖像画作品を展示中です。