江戸時代や明治、大正、昭和初期の、染めや刺繍、織り、友禅など、職人技が光るものが集められています。これらはテレビ番組などで黒栁が着用しました。
室町時代から伝わるもので、犬は安産の守り神とされ、犬筥(いぬばこ)はお姫様のお嫁入り道具として使われていたそうです。紙で作られた犬筥は、江戸時代になると大小さまざまなサイズがつくられ、庶民の間にも広まりました。
花びら一枚一枚や、とても小さな模様などの中のモチーフも、それらを取り囲む外側も、すべてがガラスで丁寧に繊細に作られています。
とても小さなビーズが高度な技法で丁寧に織り上げられ、職人の手仕事のぬくもりと時の重みを感じさせてくれる作品群です。ビーズならではの光沢が独特の魅力を放ちます。
身分や地位によって、色やデザインが異なり、豪華な装飾や吉祥文様が特徴です。
油彩、水彩、リトグラフ、版画、ポスター、デッサンなど、さまざまなものが蒐集されています。黒栁本人の肖像画は、他では目にすることのできない貴重なものです。
現在、「HANAE MORIのドレス」と「肖像画」を特別展示中です。 それぞれに寄せた黒栁本人の言葉をご紹介します。 …